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今思うと、子猫を発見してからもう1ヶ月になるんですね。
この間、随分色々あって、もの凄い長い時間だった気がします。 *** *** *** *** *** *** さて、お母さん猫に会えない日が2日続き、不安でした。 一番思ったのは、「子猫を見つけて知らせたことの後悔」でした。 あのお母さん猫が、私たちを信頼して、子猫の存在を教えてくれた・・・と勝手に理解し、 良かれと思って、知らせたことが、お母さんを苦しませたんではないか・・・という想いです。 兎に角、会って抱っこして、撫でてあげたい・・・そう思って公園に行ったのは 子猫を連れ去った日から丁度8日目でした。 折りしも連休の初日、4月29日の土曜日でした。 いつも居る場所に行きましたが姿が見えません。 名前を呼びました(その頃、私はあの子を”オチビちゃん”と呼んでいました) いつもなら木陰から出てくるのに、気配もありません。 一昨日は居た別の木の下にも居ません。 ちょっと胸騒ぎ。 昨日は行きに見て、帰りも見て居ませんでしたから。 そこら辺を行ったり来たり。 暫く“オチビちゃん~”と何回も呼びながら探しました。 あのHLさんのところで寝ているのかな・・・そう思いながらふと、 いつも居る事は無い反対側の枯葉が積もっている、少し奥まった場所を見るとキジトラが寝ています。 ここに時々来る、大人のキジトラ?と思いましたが、もう一回“オチビちゃん!”と呼びました。 その猫が顔を上げました。 お母さんでした。 力なく「にゃ~」と一声。 私が近寄ろうとすると、急ぎ立ち上がり、奥に逃げようとしました。 逃げようとしたことに、ちょっと戸惑いましたが、もう一回「オチビちゃんどうしたの?」 そういった瞬間、お母さんは大きなくしゃみを2回すると、その瞬間大量のよだれ! もうそれは今まで見たことの無い大量の、それは滝のようなよだれです。 たらたら、ぽたぽたと、滴り落ちる普通ではないよだれです。 私は、お母さんが尋常でないことを察しました。 「オチビちゃん、病気なの?こっちにおいで・・」 そう良いながら近づきました。 お母さんは私を見上げて、立ち上がってこっちに寄って来ました。 持っていたティッシュで、よだれを拭いてあげました。 するとお母さんは、体重をこっちにかけてきます。 寄りかかろうとしているのが解かりました。 急いで抱き上げ、いつも座って抱っこして遊ぶ、近くのベンチに行きました。 お母さんは私のバッグを覗き込んでいるので、「お腹空いたの?」そう言いながら 私は、持っていたチーズを小さくちぎって手のひらで食べさせようとしましたが、 匂いを嗅いで、舐めるだけ。 このところ、食べない・・・と聞いていたので、食べる元気が無いのかな・・・と思いました。 暫く抱っこして撫でていましたが、ぐったりしています。 やはりどうにかしないといけない・・・と思いましたが、 考えたら今日は祭日で土曜日。 もうお昼に近い時間です。 獣医さんはお休みかも知れません。 で、ボランティアさんに電話しました。 ボランティアさんなら、この子を見て、早急に何をすべきか解かってくださると思ったからです。 もし不在だったら、なんとしてでも自分で探してでも、獣医さんに見せるつもりでした。 幸いなことに、ボランティアさんは在宅されていました。 「お母さんが病気です。尋常でない量のよだれを垂らし、元気がありません。ちょっと見ていただけますか?」 ボランティアさんは丁度、子猫の里親候補の方がお見合いにいらしている・・・と告げました。 でもすぐにお医者さんに見せないといけないね・・・とおっしゃいます。 お母さんをここに残して行くことは出来ないので、何とか抱いて連れて行きます・・・と私。 途中で逃げられたら大変なので、そこで待っていて・・・とボランティアさん。 そしたら、お見合いにいらした方が、事情を察し、ひとまず帰る・・・と言われるので、すぐに行きますから・・・とボランティアさん。 電話を切って、お母さんを膝に抱き、なでていると、安心したのかお母さんは目を瞑ってうとうとしました。 声を掛けても目を開けません。 一瞬不安になり、お腹を見たらう呼吸しているので、ほっとしたり。 でも、何となく「この子、死ぬのかな・・・」 言いようの無い不安感が私を襲いました。 人間もお乳が張って出さないと、乳腺炎になったりします。 そんな病気かな?でもさっきのくしゃみとよだれ。 とんでもない思い病気? 不安がどんどん膨らんで、再度子猫を見つけてしまった自分の責任を強く感じます。 お母さんに申し訳ない・・・酷い目にあわせたのは私だ・・・そんな自責の念です。 お母さんは目を瞑って、眠っていました。 少ししてボランティアさんが、ケージを持って来てくれました。 今日は、いつもお世話になっている、野良問題に理解のある獣医さんは、やっているとのこと。 午前中の診療に間に合うかもしれないから、直ぐに行って下さるとの事。 子猫と引き離すのが、ちょっと早すぎたかのも知れない・・・ともおっしゃいました。 私は、ちょっとほっとしながら、お母さんをそっとケージに入れてあげて 「この子、死んでしまうのか・・なんて思ってしまいました」と言いますと、 「野良猫は、こうやって死ぬんです。 体力が落ちてくると、段々奥に入り込んで、人目に付かない場所にぐったりして、 気が付かないまま、死ぬんですよ。 早く見つけてくれて良かったです、危なかったですよ。」 そう言われました。 丁重にお母さんのことをお願いして見送りました。 午後、あのお母さんをボランティアさんに託した後、もの凄い雷雨が有りました。 あの雨に打たれていたら・・・鳥肌が立ちました。 その日はずっと電話が来るのを待ち、夜こちらから電話をしても不在で、 胸騒ぎは収まらないまま、眠れぬ夜でした。
by mintcandy2005
| 2006-05-18 10:37
| かかわった猫たち
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